慢性的な腰痛は、3ヶ月以上腰痛が続いている状態で、小学生~高齢者まで幅広くみられる症状で特に30~50代の事務職の方に多くみられます。

また、反り腰や猫背・骨盤の歪みなど上半身の体重が腰骨や骨盤に乗らず、背中や腰・お尻の筋肉に依存している場合にも多くみられます。

この姿勢や骨盤の歪みは、日常生活での癖が原因となることが多く、自身で改善しようとしてもなかなか良くなるものでもありません。

日常生活で気を付けたい癖が、「脚を組む・片側で鞄を持つ・片脚に体重をかける・横座り(お姉さん座り)・長時間のうつ伏せ・デスクワーク・同じ作業の繰り返し」など片側に負担がかかることや、腰を反ったり・背中を曲げたりするものです。

特に、腰への負担は立位の状態が100%とすると、椅子に座った状態が140%、椅子に座って前かがみになると185%の負担がかかります。

立った状態での前かがみでも150%の負担なので、座っている状態がとても腰に負担が大きいこと、デスクワークなどで前かがみになることがとても大きな負担となります。

それが、仕事中だけであれば生活の中で回復していきますが、普段の生活でも猫背など腰への負担が大きい姿勢をしていると、「疲れが溜まり、痛みが出始め、痛みが続く」これを繰り返すことで一度の痛みが長引くようになり、慢性化したり、ギックリ腰のように強い痛みが出たりします。

腰痛を改善するためには普段の姿勢や骨盤の歪みを整えることが大切になります。

姿勢や骨盤の歪みを改善しようとしても、歪みが出始めてからは姿勢を維持する筋肉が衰えてしまっているため、「良い姿勢を取ることがしんどくこと。」「いい姿勢を取ろうとして腰を反りすぎること」など継続できない・症状の悪化・別の痛みなどのお悩みが多く聞かれます。

当院では、「注意しないといけないこと・意識しすぎてはいけないこと」もお話させて頂きながら、腰痛の改善をサポート致します。