花粉症と腸内環境

みなさん、こんにちは!

みらい接骨院・整体院の森本です!

花粉で悩む方が多い時期となりましたが、みなさん花粉症対策はされていますか?

薬やマスク・ゴーグルなど対症療法が主流となっていますが、最近では腸内環境が大切というお話がよく聞かれます。

今週は花粉症と腸内環境についてお伝えしていきます。

腸には身体の70%の免疫細胞があり、この免疫細胞が体外の刺激物から身体を守ってくれています。

この免疫細胞の働きが過剰に反応してしまうものがアレルギー反応となります。

ではなぜ、過剰な反応が起きてしまうのか?

それは免疫細胞の集まる腸内の環境が乱れていることで、免疫細胞が正常に機能せず、刺激物に対して免疫機能が過剰に働き、本来異物でないはずの花粉を異物と認識してしまうことが原因となります。

これにより、くしゃみや鼻水・涙や目のかゆみなどアレルギー症状が出てしまいます。

腸内環境を整えることで、免疫細胞が正常に機能し、花粉への過剰反応が抑えられることで花粉の症状が和らぎます。

では、どのように腸内の環境を整えればいいのか?

腸内環境の良し悪しは善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスが大切になります。

 善玉菌…腸の働きを活性化させ、免疫力を高める。

 悪玉菌…臭いの元となり、便秘や下痢の原因となる。

 日和見菌…善玉菌が多い場合は抑制され、悪玉菌が多い場合は有害となる。

このバランスが善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%がバランスの取れた腸内環境となります。

このバランスを取るためには、

1. 乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌などを含む発酵食品を継続して摂取し善玉菌を増やす。

2. 善玉菌の餌となる食物繊維・オリゴ糖を摂取する。

3. 姿勢を整えること・適度な運動をすることで腸にかかるストレスを軽減し、善玉菌の減少・悪玉菌の増加を抑える。

この3つが大切になります。

1の「発酵食品を摂取」は乳酸菌・ビフィズス菌・酵母菌などの善玉菌を直接摂取することで腸内の善玉菌を増やす方法です。

ただし、体内で作られた善玉菌ではないため、腸内に長く滞在できず排出されてしまうため、毎日摂取する必要があります。

2の「食物繊維・オリゴ糖の摂取」は腸内にある善玉菌の栄養となるため、善玉菌が活性化されます。

ただし、腸が正常に働いていない場合、消化・吸収が上手くできないため、腸内の環境がある程度整っている必要があります。

3の「姿勢を整える・運動をする」は姿勢が悪くなる腸などの内臓を圧迫してストレスをかけてしまうため、姿勢を整えて腸への負担を減らすこと。運動をすることで腸の働きを促したり、身体のストレスを解消すること。この2つが、ストレスによって増加する悪玉菌を抑えることに繋がります。

1,2,3をそれぞれで行うのではなく、合わせて行うことで腸内環境が整いやすくなります。

腸内環境を整えることは、花粉症の改善だけでなく、免疫をアップする効果が期待できます。

「第二の脳」と言われる腸の働きを改善し、健康な生活を送れるよう生活を見直してみましょう!

健康体操の動画

https://youtu.be/nM1lBM5B6jY

みらい接骨院・整体院

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