低温火傷に注意!油断すると手術になることも?

みなさん、こんにちは!

みらい接骨院・整体院の森本です!


今回は、カイロやカーペットなどの暖房器具によって起こる、低温火傷についてお伝えしていきます。


≪低温火傷とは?≫

●短時間の接触では問題のない温度(40~50℃程度)のものが、長時間当たり続けることによって起こる火傷。

 軽度:赤みや痛みを感じる程度

 中度:水ぶくれが出来る。火傷が深いほど皮膚は赤紫色になり、痛みは減少する。

 重度:皮膚が壊死し、見た目が白や黒となり乾燥した状態。痛みはほとんど感じない。

● 低温で痛みに気づきにくいため、気づいた時には重症化していることが多い。


≪低温火傷が起こる原因は?≫

カーペットやコタツ・ヒーター、カイロや湯たんぽなど、高温ではなく、温かくて気持ちが良いものによって起こりやすい。

一般的には、起床時に起こることは少なく、深い眠りについている際に、熱さに気づかず火傷を負ってしまう場合が多くなります。


【低温火傷が起こりやすい人の特徴】

● 皮膚が薄く、高齢者水分量が少なくなる高齢者。

● 自分で意思が伝えられない赤ちゃんや小さい子ども。

● 感覚や運動の機能に麻痺のある方。

● 糖尿病などで、血流の循環が悪い方。

● お酒や薬を飲んだ後。


≪低温火傷をした時の処置は?≫

● 火傷と同じく、常温の流水で冷やすことが大切になります。

服で隠れている場合は、状態がわかりにくいため、むやみに服を脱がさず、服の上から流水で冷やします。

氷や保冷剤は冷やし過ぎによる凍傷を引き起こすため避けましょう。

冷却スプレーや湿布・熱さまシートは冷やすことが出来ないため効果が期待できません。

● 水ぶくれが出来た場合は破らないように保護する。

小さい火傷であれば破れても小さなケガで済みますが、低温火傷は範囲が広くなりやすい ため、傷の治りが遅くなったり、感染症のリスクも高くなるため注意が必要です。

破れてしまった場合は、中の水分を出してから破れた膜を張り付けて保護します。

● 消毒液やアロエ・ワセリンなどは、損傷部を悪化させる恐れがあるため、自己判断での使用は控えましょう。

● 20~30分冷やしてから、ガーゼやハンカチなどで覆い、医療機関に受診しましょう。


カーペットやコタツ、ヒーターや電気毛布、カイロや湯たんぽなどは、身体を温めるためにとても重要なものになりますが、長時間続けて使用しないことが大切になります。

温かくて気持ちも良く、寝落ちしてしまったりすることもあると思いますが、症状が悪化しやすいことや手術のリスクがあることも頭の隅に置いて、気を付けて使っていただければと思います。


健康体操の動画

https://youtu.be/nM1lBM5B6jY

みらい接骨院・整体院

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