みなさん、こんにちは!
みらい接骨院・整体院の森本です!
今回は、前回お話した腸の機能に悪影響を与えるストレスについて、お伝えしていきます。
ストレスは、「姿勢の悪さによるストレス」「疲れからくるストレス」「寒暖によるストレス」「人間関係のストレス」などがあります。
ストレスの多い生活を送っていると、腸の働きをコントロールしている自律神経に影響が及びます。
腸の機能は、自律神経の『交感神経』と『副交感神経』のバランスによって保たれていますが、ストレスの影響はこの交感神経と副交感神経のバランスを乱してしまいます。
≪自律神経のバランス≫
交感神経と副交感神経のどちらかが過剰になっている場合は、健康に良くない状態となっています。
●交感神経が過剰な場合、免疫が下がり、風邪などの感染症を引きやすい。
●副交感神経が過剰な場合、鬱などの精神的な病気になりやすい。
交感神経と副交感神経のバランスが取れていると、健康に良い状態となっております。
●交感神経が優位な場合、活動的な状態となります。
●副交感神経が優位の場合、リラックスした状態となります。
≪自律神経と腸の働き≫
腸の運動は、『副交感神経』によって管理されているため、副交感神経が優位に働いている際に、消化・吸収がしっかりと行われます。
ですが、身体がストレスを感じると、ストレスに対抗するために交感神経が優位となります。
そのため、ストレスを普段から感じている方は、下痢や便秘など、消化・吸収が上手く行われていない状態となります。
また、ストレスによって腸の働きが低下することで、悪玉菌が増え、日和見菌も活発化してしまうため、さらに腸内環境は悪くなりやすい状態になります。
≪ストレスを解消するには?≫
●深呼吸で気を休める。
深呼吸は酸素を多く取り入れることで血中の酸素が増え、筋肉の緊張をほぐしてリラックスできます。「4秒で息を吸って、2秒止め、7秒かけて息を吐く」を3回ほど繰り返してみましょう!
●水分を積極的に摂る。
30分に1回水分を摂ることで、血流量が増え、酸素や栄養が体中に多く運ばれるようになり、身体の回復が進むため、疲労を回復し、疲れからくるストレスも軽減されます!
●ほどよい運動や体操を行う。
軽めの運動は血流を改善し、酸素や栄養が体中に運ばれるようになります。また、運動を行うことで睡眠時に成長ホルモンが分泌され、身体の修復に当てられるため、質の良い睡眠が取れるようになります。
●朝日を浴びる
日光を浴びると、体内でセロトニンというホルモンが分泌されます。
セロトニンは「幸せホルモン」と言われ、消化器(特に腸)から分泌されます。身体がスッキリしたり、目が覚めたり、痛み(ストレス)を緩和したりなどの多くの効果があります!
ただし、セロトニンにも分泌のされ方によって身体に悪影響の場合もあり、ストレスの多い生活をしていると分泌が過剰になるため、腸の運動が過剰になり下痢や腹痛の原因になることもあります。
ですが、朝の日光を浴びてセロトニンが分泌されたからと言って、下痢や腹痛を引き起こすわけではないため、意識的に浴びるようにしましょう!
●姿勢の改善
猫背や反り腰などの姿勢の歪みは、身体への負担が大きくストレスを与え続けます。また、内臓を圧迫することで、腸の動きを悪くさせてしまったり、筋肉が凝り固まることで血流が悪くなったりと、多くの面で身体への悪影響が出るため、改善がオススメです。
姿勢のように改善することでストレスを軽減できるものは、改善に取り組むことが出来ますが、その他の外的要因によりストレスを受けるものは、自身で解消していくしかありません。
できることから1つずつ生活を見直して、免疫力の向上と腸の働きを改善して、健康に過ごしていけることを目標にしていきましょう!
健康体操の動画
https://youtu.be/nM1lBM5B6jY
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