みなさん、こんにちは!
みらい接骨院・整体院の森本です!
踵や膝・股関節の痛みや、慢性的な腰痛・肩こりなどの身体の不調は、姿勢や骨盤などの歪みが原因となっているのですが、この歪みが足の状態と大きく関係しています。
足趾が使えていないと、足の裏の踵や外側に体重がかかったり、立っている時もグラグラして不安定だったりと、足だけでなく、その上にある身体全体に影響してきます。
今回はそんな、身体を支える足の指の機能についてお伝えしていきます。
第1趾(親指):前方と内側へのバランス。内側アーチ(土踏まず)によるクッション性の維持。スポーツでの走り出し、切り返しでの踏ん張りでとても重要な役割をします。
第2~4趾 :足底のアーチをつくり衝撃を吸収。地面をつかんで足を安定させる働きをする。
第5趾(小指):後方と外側へのバランス。足を捻らないように支える。
このように、足趾にはそれぞれの役割があり、特に第1・5趾(親指・小指)が機能しているかどうかが、とても重要になります。
自分の足趾が機能しているか、確認していきましょう。
足趾をグー・チョキ・パーと動かすことで、それぞれの機能を確認していきます。
まずは、足の指をギュッと握って、手のように握り拳をつくりましょう!
ポイントとしては、指の爪が見えないこと、指の付け根がボコボコと拳のように出ていることです!
指の爪が見えてしまう、指の付け根がボコボコしてこないという方は、足趾を握る力が弱く、関節ごとの可動域も低下しています。
次に、第1趾(親指)を単独で上下させてチョキをつくりましょう!
親指を上げて、他の指を下げるチョキ
親指を下げて、他の指を上げるチョキ
第1趾と他の4趾が別々に動くことは、不安定な足場でもしっかり掴むことができ、バランスが取れるため安定してケガもしにくくなります。
本来は手のように、5趾すべてがバラバラに動くのですが、普段そのような動きをすることがないため、ほとんどの方ができなくなっています。
ただし、最低限の親指と他の4趾は、分けて動かせるようにしましょう!
最後に、足の指を広げて、パーをつくりましょう!
足の指の間に、それぞれ手の指が入るほど開くことが理想になります。
足趾の機能の衰えは、2足歩行で歩く人間にとって、致命的な問題になります。
足趾の握る力・第1趾と第2趾で挟む力は≪足力≫といわれ、この強さが寿命と大きく関わっていると言われます。
足の機能を衰えさせないように、今ある機能を確認し、少しずつ動かしていきましょう!
次回は、足趾の機能により起こる症状についてお伝えしていきます。
健康体操の動画
https://youtu.be/nM1lBM5B6jY
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