みなさん、こんにちは!
みらい接骨院・整体院の森本です!
今回は、多くの方が経験している足首の内反捻挫についてお伝えしていきます。
捻挫は軽いものと考えていると、足の痛みに悩み続けることや、何度も捻挫を繰り返すことになりますので、ぜひ頭の片隅にでも残しておいてもらえると嬉しいです!
まず、捻挫と聞くと、骨折や脱臼に比べて軽いものと考える方は多いと思います。
確かに、歩く際には骨折の方が痛みの強いことが多く、骨折が治らないことは生活に関わる大きな問題になりますが、捻挫による靭帯の損傷は柔軟性のある性質のため骨折よりも治るまでに時間をかける場合が多くなります。
そのことを踏まえて、下記の足の捻挫についてご覧ください!
≪足首の内反捻挫の種類≫
1. 前距腓靭帯損傷
外くるぶしの前側にある靭帯。
足首の捻挫で損傷が最も多い靭帯。
2. 踵腓靭帯損傷前
外くるぶしの下方にある靭帯。
足首の捻挫で2番目に損傷しやすい靭帯。
捻挫がひどい場合に損傷することが多い。
3. 脛腓靭帯損傷
外くるぶしの前側で、足首の少し上側にある靭帯。
捻挫がひどい場合や足首の背屈が過度に行われた場合に損傷することがある。
4. 後距腓靭帯損傷
損傷することが稀な靭帯。
捻挫をする際、強烈な内反が起こった際に損傷することがある。
多くの捻挫は、前距腓靭帯に起こりますが、捻挫の際に全体重が乗ってしまった場合やスポーツ中の捻挫の場合は踵腓靭帯や前脛腓靭帯に及ぶこともあり、この場合は出血量も多く、外くるぶしの周りもひどく腫れ上がります。
当院では、軽度の場合は包帯やテーピングにて固定を行い、重度の場合にはプライトンという樹脂を用いてギプスに近い固定を行い、松葉づえの貸し出しも行っております。
ただ、ご来院される方の中には、捻挫でそこまでしたくないと強く言われる方もいますが、重度の場合は痛みに耐えきれず再来院されたり、整形に行きギプスやシーネで固定されています。
捻挫とは言っても、骨に異常がないだけで靭帯は傷つき出血をしているということを忘れないでください。
次回は、足の捻挫がどうして癖になると言われているのか、再発を防ぐために必要なことについてお伝えしていきます。
健康体操の動画
https://youtu.be/nM1lBM5B6jY
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