みなさん、こんにちは!
みらい接骨院・整体院の森本です!
今回は、「足首の捻挫がなぜ癖になるのか」「癖にしないためには何が必要なのか」をお伝えしていきます。
前回お伝えしましたが、足首の捻挫は内反捻挫が多く、足首を内側に捻り体重が乗ることで、外側にある靭帯が損傷(部分的もしくは完全に断裂)して起こります。
≪なぜ、足首の捻挫は癖になってしまうのか?≫
足首に限らず、靭帯や筋肉・腱などの軟部組織は、通常では線維が綺麗に並び、一定方向への耐久を持ちます。
ですが、一度傷ついてしまったところは、元のように線維が一定ではなく、線維が絡まり傷口は溶接した部位のように太くなります。
この部位は、線維が絡まっているため正常な場所に比べて柔軟性が悪くなり、靭帯の修復後はリハビリを行って柔軟性を出す必要があります。
また、線維が一定でないこともあり、耐久力も他と比べて弱くなるため、軽い捻挫でも損傷が大きくなることがあります。
≪癖にしないために必要なことはなにか?≫
足首の捻挫を癖にしないためには、2度目、3度目の再発を防ぐことが大切です。
1度目の捻挫での損傷は軽度でも、再発する度に損傷部が広がり靭帯が弱くなってしまうからです。
足首の捻挫は、足場の不安定なところでバランスを崩した際や、スポーツ中に片脚に体重がかかり踏ん張り切れなかった際などに多くみられます。ですが、足趾や足首を動かす筋力が十分であれば防げる捻挫も多くあります。
1. 小趾(小指)の機能改善
小趾がしっかり機能していると足首が不安定な時も内反しづらくなります。
つま先立ちをして、踵を上げたまましゃがんでみましょう!
しゃがんだ時に足が外に倒れ、小指の付け根が地面についてしまう方は、小指の機能低下がみられます。
つま先立ちをしただけでも足が外に倒れてしまう方は、内反小趾などの変形が始まっていることが多くみられます。
2. 足首周囲の筋力改善
靭帯はトレーニングすることはできませんが、筋肉はトレーニングすることで筋力アップと柔軟性を出すことが出来ます。足首の外側を通る筋肉は、靭帯と同じく足首の内反を抑制してくれます。
今は、アスファルトで覆われた地面を歩くことが多いため、足の機能が低下している方も増えています。それも足首の捻挫が多くなる原因の一つです。
軽度のものが目立ちはしますが、繰り返すうちにどんどん悪化していくと少しのことでも足首の痛みが出やすくなります。また足の痛みがあるまま年齢を重ねていくと、足を庇っているうちに膝や股関節の変形性関節症や慢性的な腰痛にも繋がっていきます。
当院でも、捻挫の処置や足趾・足首のトレーニングなど行っております。
負傷された方、以前の捻挫が気になる方もお気軽にご相談ください!
健康体操の動画
https://youtu.be/nM1lBM5B6jY
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