みなさん、こんにちは!
みらい接骨院・整体院の森本です!
今回は下腿(膝から足首まで)や足に起こるスポーツ障害についてお伝えしていきます。
膝から下でみられるスポーツ障害は、疲労骨折が多くなります。
≪脛骨の疲労骨折≫
下腿の内側の骨である脛骨(すねの骨)に起こる疲労骨折です。
脛骨では、高さによって
陸上やサッカーなど、走ることが多い競技で起こりやすい【疾走型】
バスケットボールやバレーボールなど、ジャンプの多い競技に起こりやすい【跳躍型】
発生頻度が多く、どのスポーツにもみられる【後内側型】
の3つに分かれます。
≪腓骨の疲労骨折≫
下腿の外側にある腓骨に起こる疲労骨折です。
走ることが多い競技に起こりやすい【疾走型】
ジャンプが多い競技に起こりやすい【跳躍型】
の2つに分かれます。
≪シンスプリント≫
脛骨(すねの骨)に起こる骨膜の炎症で、疲労骨折の一歩手前の症状です。
脛骨の疲労骨折と同じく、痛みの出やすい場所はスポーツによって変わります。
脛骨部の圧痛や骨膜の腫れがあり、ひどい場合には足を着くだけでも痛みが出ます。
≪アキレス腱炎≫
アキレス腱やその周囲に起こる炎症です。
ジャンプやダッシュの多い競技に多く、ふくらはぎの筋肉が硬くなった状態や、踵体重が続くことでも起こります。
歩行時など、足を着いた時の痛みや、地面を蹴る際に痛みが出やすく、悪化すると足首の曲げ伸ばしだけでも痛みが出るようになります。
≪中足骨疲労骨折≫
足の甲に起こる疲労骨折で、ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツに起こりやすく、疲労骨折の中で最も多くみられます。
足の甲の骨は、第1~5趾のそれぞれから続く、中足骨と呼ばれる骨で、疲労骨折は第2中足骨と第5中足骨で多く発生します。
疲労骨折を起こす前は、シンスプリントと同じように、足の甲の圧痛や腫れがみられるので、注意が必要になります。
疲労骨折は繰り返し負担がかかることによる骨折になります。
原因としては、ケアの不足、柔軟性の不足、足趾の機能不足、反復したジャンプやダッシュ、脚のアライメント不良などがあります。
当院では、スポーツによる疲れのケアや、柔軟性を出すためのストレッチやトレーニング、負担軽減やサポートのためのテーピングも行っております。
また、疲労骨折が起こってしまった場合にも、固定やリハビリもしっかりと行っています。
足に痛みを感じていて気になる方、ケガをしてしまわないか不安な方も、お気軽にご連絡ください!
健康体操の動画
https://youtu.be/nM1lBM5B6jY
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