みなさん、こんにちは!
みらい接骨院・整体院の森本です!
今回は、産後2ヶ月間【産褥期】と言われる期間の過ごし方についてお伝えしていきます。
産褥期とは、出産後の傷ついた身体(特に子宮)が妊娠前の状態に戻るまでの期間で、ママさんにとって大事な時期になりなります。
産褥期は
●出産によって傷ついた身体を癒していくこと
●育児をするための生活に馴染んでいくこと が大切になります。
そして、ママさんにとって何より大切なことは『安静にすること』です!
前回のブログでもお伝えしたように、【プロラクチン】の分泌により、身体の回復や体型をもとに戻すために大切な期間になります。
この時期に無理をしてしまうと、傷の治りが遅くなり、痛みや不安定感などの症状が残りやすくなります。
産後(産褥期)のお身体の状態に合わせた過ごし方を見ていきましょう!
産後1週目
赤ちゃんのお世話や身の回りのこと以外は、横になって休むことが大切になります。
いつでも横になれるように、布団やベッドは寝むれる状態にしておき、極力安静にして過ごしましょう。
産後2週目
夜中の授乳などもあり、疲れがたまりやすくなる頃です。
この時期までは、家事はなるべく家族に任せて、身体を休めることを優先しましょう。
産後3週目
体調が良ければ、簡単な家事などが行えるようになります。
ただし、疲れを感じたらすぐに休めるようにしておくことが大切です。
長時間の立ち作業は避け、短時間で済んで、すぐに休憩が取れるものを少しずつ行っていきましょう。
産後4週目
普通の家事も少しずつ出来るようになってきます。
ただし、寝不足を補うために赤ちゃんと一緒にお昼寝するなど、身体を休めながら行いましょう。
また、1ヶ月健診で許可が出れば、散歩などの短時間の外出や入浴が可能になります。
産後5週目
普段通りの生活が、少しずつ送れるようになってきます。
ただし、夜間の授乳による疲れが残りやすいこと、子宮もまだ回復途中なことから、長時間の外出は控えて、体調を最優先にして生活を送りましょう。
産後6~8週目
身体が妊娠前の元の状態に戻ってくる頃です。
外出やストレッチなどの軽い運動が出来るようになります。
また、医師からの診断があれば、職場復帰も可能となりますが、本来は8週目(2ヶ月)が過ぎてからになりますので、無理はしないようにしましょう。
産褥期の過ごし方で、その後の身体に不調が出やすくなる場合や、なかなか治らない痛みにまでなることもあります。
家にいるのに何もしていないという想いで、家事を頑張ってしまう方もいますが、身体の回復に努めること、赤ちゃんとの生活に慣れることを目標に過ごしましょう。
健康体操の動画
https://youtu.be/nM1lBM5B6jY
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