皆さんは靴のインソール(中敷き)はどのようなものを使っていますか?
買った靴についていたものをそのまま使っている。
スポーツ店や靴のお店にある市販のものを使っている。
病院やスポーツ店で足に合わせたインソールを使っている。
など、いろいろあると思いますが、ほとんどの人が靴についていたインソールをそのまま使っているのかと思います。
今回は、生活に欠かせない靴とかかわりの深いインソールについてお話したいと思います。
「皆さんがインソール買ってみよう。」と考えるきっかけは、ほとんどの場合が足に痛みや疲れを感じた時だと思います。
インソールには、足のサポートや足趾の機能を改善することで足の痛みや疲れの改善・スポーツなどではパフォーマンスの向上にも繋がります。
では、どのようなインソールを選べば良いのかですが、
基本的には、クッション性を売りにしているものより、機能性を売りにしているものの方がオススメです!
症状によっては、クッション性が良いもので、「踵の痛みが楽になった」など、症状が改善されるものもありますが、クッション性の良さは衝撃の吸収だけでなく、その柔らかさ故に足の安定感が奪われ、バランスの悪い不安定な状態をつくってしまう原因にもなります。
この不安定さは、足首や膝・股関節や腰などに負担がかかりやすくなり、関節を痛める原因となることも多くあります。
また、もう一つ気を付けて頂きたいポイントが、土踏まずの高さです。
市販のものには土踏まずの部分が高くつくられており、最初は気持ちがいいと感じるものも多いですが、機能性を考えず土踏まずの部分が高くなっているだけのインソールは、足の親指の機能を邪魔してしまい、外反母趾などの変形を起こすこともあります。
それでは、なぜ機能性を重視したものが良いのか?
踵や土踏まずに痛みがある方も足の機能が改善されると、足の指を使うことで踵にかかっていた体重が指先や母指球・小指球にも分散され踵への負担が減ります。
また、足本来のクッション機能が発揮されることで、足の指の動きが活発になり、足部の筋肉も血流が良くなるため、土踏まずなど足の裏の痛みも改善されます。
インソールには数多くの種類があり、それぞれ特徴も変わってきます。
当院では、プロの野球選手やサッカー選手、また高校や大学でも部活動のチーム単位で取り入れて使われている、NASYUさんのインソールになります。
このインソールは、足の裏にある感覚の受容器を刺激することで、足がバランスをとったり、力を発揮できる状態にしてくれることが一番の特徴です!!
足には縦と横にアーチがあり、それぞれのアーチを支え、さらに親指~小指までそれぞれの機能が発揮できるように刺激の入れ方・足の支え方がしっかりとつくられているオーダーメイドのインソールです!
当院では、外反母趾や膝の痛みに悩んでいる方、スポーツをしている方、学生の方にオススメしております。
特に学生には、これから一生自分の身体を支えてくれる足の機能を損なわないため、将来のことを考えて何よりオススメしております。
気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
0コメント