こんにちは! みらい接骨院の森本です。
みなさんは靴を選ぶ時に何を基準に選んでいますか?
⚫見た目の可愛さ
⚫履き心地
⚫機能性
など、選ぶポイントは人それぞれだと思います。
ですが、その選んだ靴が身体に大きな影響を与えていることを知っていますか?
2足歩行である人間にとって、足の機能はとても大切になります。
特に、子どもにとってはこれからの成長にも重要なポイントになります。
そんな靴の選び方を見ていきましょう!
下の図のように、大きなポイントが5つあります!
まずは自分の足に合う靴なのかです。
1つ目は靴紐やマジックテープなど、
自分の足の甲に合わせて、調整出来るものであること。
靴紐やマジックテープでない場合、靴が脱げやすかったり、
靴と足に一体感がなくとても不安定な状態になります。
また、最初はよくても
使うにつれてよれた靴が足に合わなくなってしまいます。
不安定な状態は、転倒や身体を痛める原因になってしまいます。
靴を選ぶ時はまず靴紐やマジックテープなど、
調整が出来るものを選びましょう!
2つ目は、つま先です。
靴を履いたときに足の指の形に合っているのか、
つま先が5~10mmほど余裕があるものにしましょう。
ピッタリのものを選んでしまうと、
履いたときは良いですが、歩いた際に窮屈に感じたり、
指が曲がってしまうことがあります。
特に、子どもの場合は足がどんどん大きくなるため、
しっかりと余裕があるかを見てあげましょう!
靴が小さいと外反母趾や内反小趾、
または足の指が伸びなくなるなど、
変形してしまうことが多くみられます。
子どもの靴は、少なくとも半年に1回ほどは
サイズを確認してあげることが大切になります。
3つ目は靴底の曲がりです。
指の付け根を曲げた時に、
靴が同じところで曲がっているかどうかを確認します。
靴底によっては曲がる位置がずれることもあるので、
最初に履いたときに、
靴底の曲がりと足の指の曲がりが一緒かを確認しておきましょう!
4つ目は踵を覆うヒールカウンターの固さです。
薄くて柔らかいものもありますが、
それなりの厚みがあり、固いものを選びましょう!
ヒールカウンターが柔らかいと、
踵がぐらぐらし不安定になります。
柔らかいものだと、
躓きやすかったり、捻挫をしやすい状態になってしまいます。
5つ目は靴底にあるシャンクと呼ばれる溝です。
実際には、靴の中に入っているものもありますが、
このシャンクが
靴底の他の部分とは違う固めの材質でできていることで、
靴の曲がりや捻れを抑制する仕組みになっています。
シャンクは日常生活で使用する靴にはもちろんですが、
スポーツをする上では
ケガの予防や負担の軽減にとても重要になります。
シャンクがしっかりしていないと
疲労骨折を起こしやすくなります。
以上の5つが靴を選ぶ際に気を付けたいポイントになります。
トレーニング用の靴や仕事の関係でなど、
靴を選べないこともあるかとは思いますが、
外反母趾などの指の変形・たこやうおのめ・足の浮腫みなど、靴が足に合っていない場合に起こりやすい症状です。
また、靴による足の負担は上半身への影響も大きく、
腰痛や肩こり・姿勢の乱れなどにも大きく影響しています。
常におしゃれな靴を履くなどではなく、
普段履く靴として、しっかりとした性能を持った靴を選んで
足から身体を健康にしていきましょう!
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